2019年3月29日金曜日

文京区議会で国保料値上げ案可決

文京区議会で国保料値上げ案可決

高すぎる国民健康保険料は引き下げを。
国は公費の投入を、自治体も独自に減免を。

まんだち幹夫通信 2019年3月29日号 No.579 (PDF)

高すぎる国民健康保険料、公費1兆円で抜本的引き下げを

2月議会最終日の3月14日、本会議に国民健康保険料改定条例案が上程されました。文京区では、一人当たり保険料が平均4,306円(2・64%)の値上げです。条例案は委員会審議を経て、共産党以外の議員の賛成多数で可決されました。

国保料は今年度から広域化(保険者が東京都に)されました。政府は今後、4~6年かけて都道府県が発表する「標準保険料率」の水準に国保料を統一していくことを自治体に要求しています。これまでのような自治体の一般会計から国保会計への繰入金をやめる「標準保険料率」まで引き上げ、さらに高齢化による医療給付の増加を保険料に押し付ける―政府の狙いです。

日本共産党は公費を1兆円投入して、国保料を中小業者などが加入する「協会けんぽ」なみに引き下げることを要望しています。これは、全国知事会や市長会など地方の強い要望とも一致しています。

消費税増税と合わせて国保料値上げはダブルパンチです。ごいっしょに、こうした負担を押し付ける政治を変えていきましょう。