2021年12月30日木曜日

日本に民主主義、立憲主義をとりもどすために

まんだち幹夫通信 2021年12月30日号 No.712 (PDF)

総選挙の結果、新潟、香川、福島、佐賀県の小選挙区では野党候補が自公に多数で勝利、「政権交代県」となった - 「市民連合」呼びかけ人の廣渡清吾東大名誉教授が指摘しています。同時に興味を引く指摘は、「投票率55%では政権交代は不可能。既存の陣地を奪い合うだけで自公に勝つのは難しい」と。

今の政治を変える「新しい選択肢」を本気で示し、政権交代をどこまでリアルに追及できたか … 今後に求められているとも強調しています。




2021年12月28日火曜日

激動した2021年。希望もてる新年を

まんだち幹夫通信 2021年12月30日号 No.712 (PDF)

コロナ禍から命、くらし守る活動をさらに強め都議選・総選挙でのご支援を来年につなげます

 夏にかけてのコロナ感染拡大で文京区でも入院・宿泊療養・自宅療養者が600人となりました(8月31日時点)。そのうちの自宅療養者は3分の2、政府の間違った方針が多くの方を苦しめました。新変異株の拡大を防ぐ対策がひきつづき待ったなしです。

 7月の都議選では、みなさんの大きなご支援で福手ゆう子都議を誕生させました。30,815票でトップでの当選でした。12月の都議会では本会議質問に立ち、知事や関係部長に痴漢被害根絶を迫りました。

 10月の総選挙。4野党の「共通政策」合意(下)、立憲民主党との「政権協力」、そして選挙協力と、初めて本格的な共闘で望みました。成果と課題をしっかり踏まえ来年の参院選につなげます。

4野党の「共通政策」合意

❶憲法に基づく政治の回復

❷科学的知見に基づく新型コロナウイルス対策の強化

❸格差と貧困を是正する

❹地球環境を守るエネルギー転換と地域分散型経済システムへの移行

❺ジェンダー視点に基づいた自由で公平な社会の実現

❻権力の私物化を許さず、公平で透明な行政を実現 


2021年12月24日金曜日

福手質問でさっそく都営地下鉄のアナウンスが改善

まんだち幹夫通信 2021年12月24日号 No.711 (PDF)

8日の都議会本会議での福手ゆう子都議の質問が反響を呼んでいます。都営住宅問題と公共交通内での痴漢、盗撮問題。

福手質問に知事も、「痴漢も盗撮も性犯罪」と認め対策を約束しました。福手都議によると都営地下鉄のアナウンスで、「痴漢・盗撮は性犯罪です。何かお困りのお客様やお気づきのお客様は、駅係員、乗務員、警備員または巡回中の警察官までお知らせください。ご協力をお願いします。」と変わったそうです。重要な成果です。

千川増強幹線工事を視察

まんだち幹夫通信 2021年12月24日号 No.711 (PDF)

約三年の工期延長。ゲリラ豪雨対策としての幹線増強工事の、すみやかな完成を―都・区議、住民が現場へ

党都議団と文京区・豊島区の議員など代表は21日、東京都下水道局の案内で千川増強幹線事業の現場視察をしました。都議団から福手ゆう子、徳留道信、米倉春奈都議が、文京区からは小林れい子区議と私が参加しました。

左から私、小林区議、福手都議

最初に工事概要と進捗状況の説明を受けました。訪ねた上池袋から氷川下の窪町東公園までの約2・5kmに直系3・75mの下水道管を掘り(写真のシールドマシンで)、豪雨時に既存の幹線から雨水をそこに貯めて(2万5千㎥)水災害を防ぐものです。

シールドマシン

本来この工事は今年3月に完成予定でしたが、地中から大きな石が大量に出てきたために大幅に工期が延長になりました。現在は、雨水を収容するマンホールの整備を行っています。

訪ねた現場では、増強幹線の中には入れなかったのですが、地表と地下を結ぶ巨大な立坑の上から工事現場を視察できました(写真)。安全に速やかな完成を望みます。

地表と地下を結ぶ巨大な立坑


2021年12月21日火曜日

区長への「緊急申し入れ」

まんだち幹夫通信 2021年12月17日号 No.710 (PDF)

子育て世帯への給付金は、現金で年内一括給付を
コロナ感染対策―検査、体制強化、事業補償を

日本共産党文京区議団と福手ゆう子都議事務所は15日、文京区長に対して、「いのち・くらし・営業をまもる緊急申し入れ」を行いました。

内容は、子育て世帯への10万円給付(感染症対策臨時特別給付金)について、①国会の審議状況を踏まえて、現金による給付とすること ②給付日は、荒川区や江戸川区などにならい可能な限り年内振り込みが実現できるよう追求すること。

また、新型コロナウイルス感染症予防対策については、①「いつでも、だれでも、何度でも、無料で」の立場でPCR検査を大規模に実施する ②地域経済への支援として、中小企業継続補助金の2回目の実施、家賃やリース代などの固定費支援給付金の創設を ③医療機関への支援、保健所への保健師の増員を。

さらに、年末年始の閉庁期の福祉事務所の相談窓口の開設、住まいを失くした方へのビジネスホテルでの滞在など認めること。来年度からの国民健康保険料、後期高齢者医療保険料の引き上げをしないよう国や東京都に財政支出を求めること。来年10月からの後期高齢者の窓口2割負担を中止するよう国に求めること―など申し入れました。佐藤副区長が対応しました。



2021年12月9日木曜日

「山添 拓 参院議員と語るつどい」にぜひご参加を

まんだち幹夫通信 2021年12月10日号 No.709 (PDF)

来る12月28日(火)午後6時30分から文京区民センター3Aで、「山添拓参院議員と語るつどい」を開催します。とくに、青年・学生のみなさん、ぜひご参加ください。もちろん他のみなさんも大歓迎です。


山添拓

1984年京都府生まれ
東大法学部卒
2011年弁護士登録
2016年東京選挙区から参院議員に当選

定例区議会、閉会

まんだち幹夫通信 2021年12月10日号 No.709 (PDF)

区職員の期末手当大幅減額に、反対
特別職・議員の減額改定は、賛成を表明

定例区議会最終日の3日。午後からの本会議に上程された区職員と特別職(区長・副区長、教育長)と区議会議員の給与条例の改定が審議、議決されました。

特別区の人事委員会からの勧告を受けて、文京区でも職員給与の改定が提案され、民間との較差を正すためと、月例給与は改定据え置き、期末手当は公務員の方が0.15か月分高いためその分が減給とされる提案でした。特別職についても「報酬審議会」の意見聴衆をして同様に下げるものでした。

この影響額は、職員給与で一人平均5万 円、総額で約12億円にも。会計年度任用職員(非常勤)は一人平均2万8千円、総額で4千5百万円だそうです。

共産党は、

  1. 職員の生活水準をいっそう引き下げることに直結する
  2. 連続的な災害級レベルの対応に従事してきた(とりわけ保健所など)職員の士気を損ないその苦労に冷水を浴びせる
  3. マイナス改定は関連職場や民間への影響を与え、消費を冷え込ませ、地域経済を一層落ち込ませる

以上指摘して区職員と会計年度任用職員の条例には反対を表明しました。

特別職・議員の減額改定は、賛成しました。区民目線から見れば、現状でも高すぎます。区長については一期ごとに退職金が払われています。区議団の毎年発行する「予算編成に関る要望書」には、特別職、議員の期末手当の見直しを提起しています。


もう年末。
懐を温める政策を!
(白山通りの銀杏)

もう年末

 


「来年の参院選ですが、山添 拓さんのポスターを貼らせてください。」地域を回りました。
「野党共闘も大事だけど、やっぱり共産党の候補者に投票したいですね。」「参院選は山添さんですよ、よろしく。」…そんな対話もしながら、回りました。

もう年末。
少し早いのですが、恒例のいつものメンバーがやって来ました。

2021年12月2日木曜日

定例区議会 文教委員会:「指定管理者制度」の矛盾が明らかに

まんだち幹夫通信 2021年12月3日号 No.708 (PDF)

労働環境や賃金、収支決算の不明朗

文京区議会文教委員会は25日、議案1件、請願1件、報告事項5件を審議しました。

議案は、少年自然の家八ヶ岳高原学園の向こう5年間の指定管理者の選定について。これまで13年間業務を続けてきた㈱軽井沢フードが選定委員会でひきつづき選定されましたが、議会としての議決が必要なための審議でした。

日本共産党は指定管理者制度について、自治体の作り上げてきたノウハウの継承を壊す、民間活力の活用と言いながら公務を儲けの場とする…など新たな指定管理事業は反対、更新の場合も実績と課題を明確にして判断する―立場で臨んできました。

八ヶ岳高原学園は小中学生の移動教室が行われる教育現場です。そもそもそこに利益を追求する民間事業者に学園の管理、運営を任すことには賛成できません。

さらにこの間の収支決算を分析すると、「本社管理費」の人件費が、額を決める条件が変わっていないのに3年間で2.7倍に、内訳の決算額は万円単位の額で変わらず…など不明朗な点が。従事者への給与額は?地元の食材が使われているのか?―などもさらに追及が必要です。

児童・生徒、そして先生も移動教室を楽しめるよう最大の努力を区として行うことを求めます。企業の利潤追求する指定管理者制度の再検討、見直しが必要です。議案には反対しました。



文教委員会での2つの請願「採択」主張するも…「不採択」

まんだち幹夫通信 2021年12月3日号 No.708 (PDF)

文教委員会への請願は2件。

ひとつは継続審議となっていた「少人数学級の実現を求める請願」=新日本婦人の会文京支部提出。国が5年間で小学校の35人学級をやっと決めましたが、請願は東京都が小・中全学年で35人学級を早急に進めることなど要望するものです。賛成3(共産2みらい1)、「都がすべきこと」「整理する必要あり(?)」など反対5で「不採択」に。

「グリホサート農薬の入っていない安心安全な学校給食の提供を求める請願」=個人が提出。「安全性に支障ない」「現実的対応難しい」などまたも自民、公明、市民、永久が反対!共産党は予防原則の立場から、今回も採択を主張。賛成3反対5で不採択。

2021年12月1日水曜日