2020年8月28日金曜日

コロナ禍乗りこえ -- 文京なんでも相談会

まんだち幹夫通信 2020年8月28日号 No.646 (PDF)

相談に応える福手ゆう子都政対策委員長

「店を開けても、お客さんが来ない。家賃が払えない」
持続化給付金の申請、医療や住まい、法律相談も

23日の日曜日午後、シビックセンター内で「コロナ禍乗りこえ 文京なんでも相談会」(同実行委員会主催)が開催され、私も生活相談のスタッフとして参加しました。

「相談コーナー」では感染対策をしっかりとりながら、医療・介護・生活・業者・労働・住宅高齢者など6つのコーナーを設け、弁護士や社会保険労務士、労働相談員、看護師、区議会議員など各分野の専門家が相談を受けました。

やはり多いのは、中小業者の経営問題です。2人の方が持続化給付金の手続きを進めました。また住宅問題も深刻であり、都営住宅の申し込み手続きなど順番を待つ方が目立ちました。

私の受け持ったコーナーでは、コロナ感染の影響だけでなくそれぞれ深刻な法律にかかわる相談も。弁護士が的確に、わかりやすく対応していました。住まいに係るトラブルもあり、相談者と今後話し合う約束もしました。

国民の苦難解決を

ほんとうに大事な取り組みです。もっと多くの住民にこうした取り組みを伝え、解決に導くことが必要です。同時に、こうした状況をつくっている今の政治への怒りを感じます。不十分なPCR検査実施・営業補償や医療機関などへの財政支援…。一日も早く臨時国会を開いて、国民の要望の解決にむけ対応すべきです。

区議会も9月3日から始まります。


2020年8月21日金曜日

文京区独自のPCR検査センターを設置へ

まんだち幹夫通信 2020年8月21日号 No.645 (PDF)

感染防止の抜本的拡充が最大の経済対策です

文京区は、今後の新型コロナウイルス感染拡大に伴う検査対象者の更なる増加に備え、医師会の協力によりPCR検査の施設開設に向け、準備を始めました。

現在、区のPCR検査センターは5か所。いずれも区内医療機関の協力のもと、保健所からの濃厚接触者と、かかりつけ医の判断で受けられるケースとあわせた体制となっています。

区は9月上旬をめどに、後楽1丁目の後楽公園の敷地内にプレハブ型の建築物を設置して、そこで毎週月・水・金の3日間、午後1時半から2時半頃まで検査を実施します。一日あたり20人程度の完全予約制です(実施日等は状況により変更となる場合あり)。

17日現在の文京区の感染者数(東京都発表)は325人。7月下旬から8月中旬まで毎週の区保健所の受診調整件数は94~140件と発表されています。しかし区内医療機関などでの検査を含め、いったい何人の区民が検査を行い、感染者は何人か、陽性率は…詳細は分かりません。

日本共産党が先月政府に対して行った「緊急申し入れ」のように、①感染震源地を明らかにして広く検査を行う ②地域ごとの感染状況の公表 ③集団感染リスクの高い施設への定期的検査 ④陽性者の保護、治療体制確立―これらの感染防止の徹底こそが、最大の経済対策となるものです。