2021年6月25日金曜日

五輪は中止して、コロナ対策に集中を

まんだち幹夫通信 2021年6月25日号 No.686 (PDF)

五輪・パラリンピックの児童・生徒・園児の "観戦動員" が中止に!区民の声と議会での追及が、区をうごかす。

文京区は23日、区立の幼稚園児から小・中学生まで約1万3千人、引率者1千人を対象に来月から始まる東京オリンピック・パラリンピック大会の「学校連携観戦」の中止を保護者に伝えました。

党区議団はこの直前に

  1. あらゆる力をコロナ対策に集中するために、東京都が開催都市として今夏の五輪中止の決断をただちに下すよう、開催都市の基礎自治体の長として、東京都に意見をあげること
  2. 東京2020オリンピック・パラリンピック大会の学校連携観戦については、区(教育委員会)として、ただちに中止するよう決断すること

―の緊急申し入れを行いました。

これに先立ち、6月3日には私の代表質問で、15日には文教委員会で、そして21日の総務区民委員会でもこの問題を取り上げ質問しました。JOC組織委員会・学校連携観戦チケット事務局が、児童観戦についてキャンセルの有無も含めて23日までに検討を求めた文書を5月末に出したものの、東京都が区市町村に連絡していなかった問題を取り上げ、都に抗議するとともに区として中止の決定をするよう要求していました。

区民からも多くの中止の声があがり、区議会での私たちの追及が、区をうごかしたことは大きな成果です。人の命より大事なものはない―五輪は中止してコロナ対策に集中を。

区長への緊急申し入れ(対応は副区長)=6月23日午前