2021年8月3日火曜日

7月の区議会文教委員会審議

まんだち幹夫通信 2021年7月30日号 No.691 (PDF)

柳町育成室・第2育成室は、国家公務員研修センター跡地の育成室に、公営(区営)のまま仮移転に

柳町小学校の改築に伴い、現在の柳町育成室と柳町第二育成室は、改築が完成するまでの間、仮移転が必要になっています。区はそのために、小石川3丁目の国家公務員研修センター跡地に来春開設する保育園(地図)に併設される育成室に移す計画をしています。

その際、新しく開設する育成室なのでこれまでの「行財政推進計画」(平成24年策定)に沿って民間が運営すると保護者に説明してきました。しかしこれに対し仮移転なのに公営で継続させないのはおかしい旨の声が保護者から上がり、党区議団にも公営のまま継続を求める要望が寄せられていました。

26日の通年委員会の文教委員会で、その経緯と、「柳町小学校改築が終了するまでの間の移転先となる跡地での育成室の運営については、引き続き公営で行う」とする運営方針が示されました。同時に、小学校改築後は、研修センター跡地の育成室は、新たな育成室なので民営とすることも報告されました。

「行革計画」は民営化を進めるもので、新たに育成室を開設する場合は民営で、今まで公設公営の育成室は「当面の間」公営を継続するとしています。公営を継続することは「保育の質を落とさない、区のノウハウを民間にも理解してもらう」(担当課長)を堅持するのなら、公営の育成室を守るべきです。