2022年2月10日木曜日

条例提案:コロナ対応での積極的・具体的方針の確立を

まんだち幹夫通信 2022年2月11日号 No.717 (PDF)

2月定例区議会が始まりました。

初日の8日は議運、全員協議会と議案付託の本会議が行われました。現在のところ区長提案の議案は25件、今回は議員提出議案5件を提案しました(※下段参照)。今議会では予算審査特別委員会が行われるため、会期は3月24日までの45日間です。

年一回の施政方針演説が成澤区長によって行われました。最大課題のコロナ対策では、これまで保健所の体制を強化し … ワクチン接種 … 入院調整 … 機器の貸与―支援をしてきたと表明。

しかし陽性が確認されても数日間もパルスオキシメーターは届かず、保健所からも連絡はなし … こんな実態がいっぱいです。昼夜分かたず奮闘する職員など関係者へは頭が下がるばかりですが、現状でも3千人近い療養者(85%の方は自宅療養)がいながら、なんとも危機感が感じられません。今後も「PCR検査や疫学調査の体制〝維持〟」と述べるなど現状を打開する積極的・具体的方針が見えてきません。

これからの委員会審議で深めます。

議員提出議案

❶国民健康保険料の子どもの均等割の免除(共産党、「みらい」の共同提案)
❷まずは住民税非課税者の後期高齢者の医療費の窓口負担の無料化(共産党提案)
❸自転車駐輪場(月極)の使用料を値下げ=月額2千円を500円に(共産党提案)
❹子どもの医療費無料化制度の拡充=18歳までの無料化(共産党提案)
❺学校給食費を無料に(共産党、「みらい」「子育て」共同提案)

以上を提案ました。❶❷は厚生委員会、❸は建設委員会、❹❺は文教委員会で、提案者が答弁者となって審議します。