まんだち幹夫通信 2022年5月20日号 No.729 (PDF)
すべての子どもがわかる授業、教師への負担は、管理は…
文京区議会文教委員会は13日午前、茗台中学校と指ヶ谷小学校へ、一人1台のタブレット、電子黒板を使った授業の見学(視察)をしました。
算数の授業では先生の出題する問題を、タブレットで図形を動かしながら計算、国語では音読みと訓読みの違いなどを学習していました。
コロナ感染などで登校できない児童・生徒へも、先生や電子黒板の画像、音声がオンラインで届きます。なかには、登校しても教室に入れない児童・生徒のために、校内の他のスペースでタブレットを使って学習するケースもあるとか。
教師にとっても新たな挑戦です。教員同士がICTに慣れるための情報共有や、学習を重ねています。ICTに長けた若い教支援員の存在が重要とのことでした。
教育分野でのICT化はコロナ禍はもちろん、今後の教育活動にとっても当然必要です。同時に、本来教育のもつ対面でのコミュニケーション、真理を見出す討議や人間同士のふれあいなど欠かせません。それぞれをうまく生かした教育のあり方が、求められます。
図工室の電子黒板