2022年10月7日金曜日

成澤区政で基金は2倍以上に! くらし応援にまわせ

まんだち幹夫通信 2022年10月7日号 No.745 (PDF)

文京区議会決算審査特別委員会で審議

昨年度の決算を審査する特別委員会が始まっています。初日は各会派からの総括質問。日本共産党からは私が、国政への認識、財政運営、新型コロナ対応、福祉や教育など全般を質しました。

昨年度、コロナ禍でも64億円の基金を積み上げ

令和3年度はコロナ禍の下で様々な区民の命とくらしを守るべき対応が求められた中で、結果的に基金(積立)額が64億円も増加していることがわかりました。
右のグラフは成澤区政15年間の基金総額の推移です。実に332億円も増加しています。この間、再開発業への助成や学校改築、そしてコロナ対応 … 財政的に大変だとかなり予算も厳しく見込んでいたのに基金はしっかり確保されたと言えます。福祉面への予算の拡充が必要なのに … 。

区の基金には使用目的が決まった学校施設や区民施設整備の基金があります。それは当然、必要に応じた財源です。

しかし必要な基金額の規模が示されていません。「文京区総合戦略」(4年間の計画)の基金の項目には、昨年度末の基金残高は511億円と見込んでいました。現時点でもうすでに120億円も超過しているのです。

総括質問ではこの基金を有効活用して、給付金の支給対象の拡大、学校給食の無償化、75歳以上の住民税非課税者への医療費窓口負担の軽減―あわせても17億円で可能―の実現を求めました。