まんだち幹夫通信 2023年1月20日号 No.757 (PDF)
「コロナ禍の影響も大きいけど、物価高騰には本当にまいっています」…新年のあいさつに回っていると、こうした声をたくさん聞きます。
区内で50年以上洋菓子店を営む方は、「とにかく物価高騰には困っています。材料費、燃料費や包装品などあらゆる物が上がっています」と。特に電気代は、昨年は前年に比べて年換算で35万円以上の値上がりだそうです。「可能な限り節電に務め、出費も抑えています」とのことです。ご主人は、「今年がいちばん大変、夏までに廃業する事業者が増えるでしょう」と。
千田えみ子予定候補と伺ったクリーニング店。ドライクリーニングの溶剤も前年比で 5割の値上げ。「コロナ禍でのテレワークの影響でワイシャツなどが減り、そのうえに物価高。品物の値上げはできないし…」と嘆いています。
地域経済を立て直す予算案に
地域経済をまもる実効ある対策が必要です。このままでは本当に個人商店は廃業の危機にさらされます。党区議団はこの間、家賃や人件費、リース代などへの「固定費」の補助や、国に対しては消費税の減税など求めてきました。
来月から行われる定例議会で、区長提案の来年度予算案を分析して、こうした地域経済を活性化させるための予算の増額など求め提案してゆきます。