6月16日の文京区「防災・安心安全まちづくり特別委員会」は、午前中の審議とシビック15階「防災センター」の新システムの見学、午後は杉並区の「善福寺川取水施設」の視察を行いました。
神田川は集中豪雨のたびに氾濫したり、都市型災害としてマンホールから雨水が逆流するなどの被害に悩まされていました。昨年3月、環状七号線の地下に川から溢れそうな水を一時的にため込む4・5kmの「巨大なトンネル」が完成し、これによって、時間50ミリの豪雨に耐えるしかけができました。東京都の職員に説明を聞いた後で、実際に地下40mまでおりて、トンネルにたどり着きました。気温18℃、ひんやりします。サーチライトがないと真っ暗闇。とてつもなく巨大です。工事期間20年と、費用は千百億円! でもまだまだこれでも万全ではないという話を聞いて、都民の安全を守るための予算づけが大事です。