6月3日の文京区議会代表質問一日目、日本共産党は高畑議員が介護、スポーツ施設の指定管理者制度、入札制度などで質問に立ちました。
特養ホーム(区内に5か所=いずれも社会福祉法人が運営)への入所待ちがなんと、820人=2月1日現在=になりました。特養ホームに入れない方々はどうしているのか? 区からの回答は「(入所待ちしている人の)平均介護度は3・3。待機期間は、過去3年間の平均で1年9カ月。入所申し込み時、約4割が入院中、6割が自宅での生活」だそうです。
区は、福祉センター教育センター建替え検討委員会の中で、特養ホーム建設をいったん検討課題にのせましたが、必要なスペースが確保できないと、あきらめました。「本年度実施する『高齢者実態調査』の結果を踏まえ、検討」(区長答弁)を待たずとも、急ぐべきです。日本共産党区議団は、「特養ホーム開設促進等に関する意見書」を東京都と政府、国会に提出する案を提案しています。