まんだち幹夫通信 2021年6月11日号 No.684 (PDF)
迅速なコロナワクチン接種を、並行してPCR検査の抜本拡充。一体となった事業継続補償を。
文京区議会6月定例区議会の3日、共産党区議団を代表して本会議で区長、教育長に対し質問をしました。
大混乱した高齢者へのワクチン接種の予約受付については、党区議団は先月の7日、電話回線の増設やネット予約の支援など申し入れてきました。本会議でも改善された点を踏まえてさらに、接種会場への移動手段確保や個別接種、巡回訪問接種の実施など求めました。また同時に、「ワクチン頼み」だけでなく、様々な施設の従事者や全構成員対象のPCR検査の抜本拡充も要望しました。
さらに、約20万人の接種に応えられる保健所、区職員の体制確保を求め、職員の兼務などに頼らず増員を、区内2か所の保健所体制も要求しました。
都立病院の独立行政法人化問題では、故栗原茂都議が1970年3月に都と医師会が「都立病院が不採算医療、特殊医療、高度医療を受け持ち…地域医療との密接な連携が必要」との覚書を交わし、72年3月に「周辺住民が紹介状なしで優先診療を可能とすることを条件に着工された」と書き残していることを紹介し、区長の認識を問いました。区長は「都で十分に検討されているものと認識しており、(独法化に)反対する考えはありません」との答弁でした。
小中学生・園児の五輪観戦については、「都の方針が示され次第、区としても観戦の可否を判断」すると、独自の判断を避けました。