2021年8月20日金曜日

来年度予算編成への要求懇談会

まんだち幹夫通信 2021年8月20日号 No.693 (PDF)

コロナ感染拡大の中での医療、教育など現場の声を聞き、迅速な対応を。事業者への十分な補償を。

党区議団と福手ゆう子都議はこの間、区内の各団体から来年度予算編成にあたっての要求をお聞きしてきました。女性団体や労働団体、教職員組合や医療・業界団体などです(もちろん、コロナ禍での対策をとって)。

「区発注の建築や土木事業などの区内業者への支援を。入札の最低制限価格の引き上げを」(建築業)、「教員へのPCR検査の拡充を」(教職員組合)、「生活保護申請者に寄り添った対応を」(生活と健康を守る会)…など深刻な声が寄せられています。医療関係者からは、この間の受診抑制と発熱患者対応などでの減収の状況を伺いました。また、居宅介護や訪問介護職員へのPCR検査の実施と補助を要望されました。

来月から始まる9月定例区議会では昨年度の決算が審議されます。「決算概要」では、全歳入から歳出額を引いた実質収支額は、過去最高の80億円を超えたことが明らかになりました。コロナ禍による事業の中止・縮小があったにせよ、歳入に見合った区民生活を支援する歳出がされていないことは重大です。

各団体からお聞きした貴重な要望は、今後の区議会審議と緊急要望などに生かしてゆきます。

先月30日、区長にコロナ対策の緊急申し入れ。
区議団と福手ゆう子都議。