まんだち幹夫通信 2021年9月17日号 No.697 (PDF)
「いのち最優先」の政治へ
― コロナ対応、困窮者対策、住宅確保 ―
9月定例区議会で補正予算案が審議されます。
総額は112億円余。財源は国負担ですが約34億のコロナワクチン接種経費や、その他生活困窮者自立支援経費などが予算化される一方、財政調整基金に58億円が積立てられました ― 前年度残金の半分(約40億円)は地方財政法で積立が決められています。今年はさらに17億円上乗せしました。
先の代表質問では、こうした剰余金は「いのち最優先に」の立場から、以下質しました。
① 生活保護制度を紹介する「しおり」が作成されたが、だれもが利用しやすいように区施設や駅にも配置を。
② 生活保護の「扶養照会」は義務でないことを明確にする対応を。
③ 生活保護のケースワーク事務の外部委託をしないこと―ある区では、高齢者の生活保護利用者の半分の事務が、委託業者に丸投げされています。政府も今年度中に外部委託化を狙っています―。
住まいの確保も大きな問題です。区内8か所の都営住宅の空き状況、有効活用を求めるも区長は、「把握していない」「都が検討すべきもの」と言い捨てました。
来週から各常任委員会審議が始まります。10月になると決算委員会。さらに議論を深め、要求していきます。
新ポスターです
許すな!都立病院の独立行政法人化
9月都議会に独法化に必要な手続きである「定款」が議案提出されます。福手ゆう子都議が都議選公約に掲げた問題です。力合わせ阻止させましょう。