まんだち幹夫通信 2022年1月21日号 No.714 (PDF)
後楽園駅前で署名、宣伝行動
感染拡大の中、守れる命を守るのが都立病院の役目です
先週末の15日(土)午前、「駒込病院を守る会」が後楽園駅前で行った「都立病院の独立行政法人化に反対する署名」と宣伝行動に参加しました。
昨年の都議会で独立行政法人化を可能にする「定款」が自民、公明、都民ファーストなどにより議決され、今年の都議会で「廃止条例」が用意されています。まさに緊迫した状況です。
昨年の都議選で福手ゆう子都議が訴えたように、こんなことを許したら、採算が合わなくても提供する行政的医療(感染症や周産期、小児、災害時などの医療)が都民に行き渡らなくなります。
前京都大学長の山際寿一さんは十数年前に行われた国立大学の独立行政法人化について、「根本的な誤りは、国立大学を利益を追求する自立した民間企業のように扱ったことです。国立大学は公共財です。大学は公共のため社会のためにあるということを忘れてはいけない」と警告しています。
都立病院は都民の財産、都民の命と健康を守るためにある―同様に言えるのではないでしょうか。
「都立病院守れ!」の声を広げましょう。