まんだち幹夫通信 2022年5月27日号 No.730 (PDF)
「快適化」改修工事できれいになったが…
日本共産党区議団は5月の10日から17日まで、区内20校の学校施設調査を行いました。
蜜を避けて、児童生徒への負担にならないよう気を付けながら、一日に4~6校を2組で訪問。一定時間、校長先生の話を伺い校内を視察しました。
長年にわたって党区議団が要求した改修工事(快適性向上事業)がほぼ完了し、普通教室と廊下、トイレなど改修が進み、学校医全体が明るくなった感じを受けます。
一方で視察の目的に理科室、図工室などの特別教室は、やはり手が入って
おらず、水回りや床、〝昭和感〟漂うコンロや調理台…。教卓に大きな穴が開いていたり、床はPタイルのつぎはぎ、ひび割れ、ウグイス張りなども。
教育委員会も私たちのこれまでの指摘で一昨年、特別教室の点検を行い「劣化度」が高い202教室を公表しましたが、今年度の改修工事(設計)は1校1教室のみです。「35人学級の用意のため…」など理由をあげますが、だからと言って現状のままでいいはずがありません。
今回の調査をもとに、目前の6月区議会でとりあげ、教育環境の整備、学校間の格差をなくしていきます。