2020年11月20日金曜日

「着実に全体主義国家への 階段を上っていく」山極寿一前京都大学総長

まんだち幹夫通信 2020年11月20日号 No.658 (PDF)

先日の国会審議で志位和夫共産党委員長が、任命拒否問題と表現の自由、学問の自由の関連を指摘したのに対し、「全く関係がない」とうそぶいた菅首相。

志位委員長は、「最高権力者が『意に沿わないものは理由なく切る』と言い出したら、国中にその空気が広がる。それは着実に全体主義国家への階段を上っていく」―とした山極寿一前京都大学総長(前学術会議会長)の発言を紹介し、「強権をもって異論を排斥する政治に決して未来はない」と断じました。