2022年2月25日金曜日

指定管理者制度に大問題が!

まんだち幹夫通信 2022年2月25日号 No.719 (PDF) 

目白台運動公園の指定管理者、区からの「勧告」 5回
制度導入施設のいっせい検証を。直営に戻せ。

文京区議会本会議質問の3日目、共産党の金子議員が質問に立ちました。補正予算案、国保・後期高齢者医療保険料と生活保護、そして指定管理事業についてうかがいました。

質問の中で、指定管理事業の大きな問題が明らかになりました。

目白台運動公園は、「公園財団」と「日本体育施設㈱」が構成する「目白台運動公園パークアップ共同体」が指定管理者となって現在3年目です。この間、桜や椎の木などの大木が何本も切られ、芝生の管理不全、施設の管理運営など区から改善勧告が出されていたことは、区民の方からの情報提供により知らされました。

新たに発覚したのは、公園南側の樹林地で土砂災害特別警戒区域に指定されている急傾斜地に大量の土砂が投棄 =産業廃棄物の汚泥に相当= されていることが明らかになりました。区はこれらの行為と、情報公開請求に従わなかったことも含めて、この業者に5回も「勧告書」を出してたことも明らかに。

区長は、「指定管理者の人員体制、物品の管理、植栽の管理については、区としても課題があると認識しています」と答弁。しかし、指定管理制度見直しの質問には、「制度導入の目的を果たしているものと認識しており、直営に戻す考えはない」と。

予算委員会で引き続き審議します。

目白台運動公園の廃棄物

2022年2月24日木曜日

議員提出議案の審議 予算修正にもつなげます

まんだち幹夫通信 2022年2月25日号 No.719 (PDF) 

22日の区議会厚生委員会。初日の本会議に上程した議員提出議案の2議案の審議をしました。

1つは国民健康保険料の子どもの均等割り分を区が助成するもの。約1.2億円で可能です。「みらい」会派と共同提案。

もう1つが後期高齢者医療の非課税者の窓口負担を助成するもの(共産党単独提案)。これは私が議案説明と答弁席に座りました。高齢者の生活実態や医療機関の連合の調査をもとに、その必要性を訴えました。いずれも委員会では、反対多数でしたが。

2022年2月21日月曜日

日本共産党のパンフレット "あなたの「?」におこたえします"

 2月19日(土)小石川のダイエー前での宣伝、日本共産党のパンフレット "あなたの「?」におこたえします" をお配りしました。「さっき、お茶の水で田村智子さんの街角トークを聞いてきました。」というカップルにもお会いしました。

日本共産党のパンフレット "あなたの「?」におこたえします" では、安保条約、自衛隊、天皇制、共産主義、現在の中国などについての私たちの考え方をご紹介しています。

パンフレットはこちらの日本共産党のホームページからご参照ください。

https://www.jcp.or.jp/web_download/202202-JCP-gimon.pdf




2022年2月10日木曜日

2月補正予算案:多額の不用額が積立に

まんだち幹夫通信 2022年2月11日号 No.717 (PDF)

2月の補正予算案が8日の議会運営委員会に示されました。

総額は約30.3億円。例年のようにこの時期の補正予算案は、予算執行残額を更正(減額補正)します。今年も80億円以上になる模様です ― これからの質問で明らかになります。

そして結果的に、想定以上の税金などの収入増を加えて、積立金に95億円も積み上げることがわかりました!

コロナの影響で予算を精査し、しかし余ったら積立。とりわけ今年度は顕著です。大事な予算は区民のために!

条例提案:コロナ対応での積極的・具体的方針の確立を

まんだち幹夫通信 2022年2月11日号 No.717 (PDF)

2月定例区議会が始まりました。

初日の8日は議運、全員協議会と議案付託の本会議が行われました。現在のところ区長提案の議案は25件、今回は議員提出議案5件を提案しました(※下段参照)。今議会では予算審査特別委員会が行われるため、会期は3月24日までの45日間です。

年一回の施政方針演説が成澤区長によって行われました。最大課題のコロナ対策では、これまで保健所の体制を強化し … ワクチン接種 … 入院調整 … 機器の貸与―支援をしてきたと表明。

しかし陽性が確認されても数日間もパルスオキシメーターは届かず、保健所からも連絡はなし … こんな実態がいっぱいです。昼夜分かたず奮闘する職員など関係者へは頭が下がるばかりですが、現状でも3千人近い療養者(85%の方は自宅療養)がいながら、なんとも危機感が感じられません。今後も「PCR検査や疫学調査の体制〝維持〟」と述べるなど現状を打開する積極的・具体的方針が見えてきません。

これからの委員会審議で深めます。

2022年2月4日金曜日

2022年2月定例 文京区議会日程

まんだち幹夫通信 2022年2月4日号 No.716 (PDF)

◆本会議 2月8日(火)議案付託

本会議代表質問

9日(水)、14日(月)
  2人目に小林区議

15日(火)
  2人目に金子区議

◆特別委員会

16日(水)子ども子育て委員会

17日(木)自治・地域振興 〃

16日(金)災害対策 〃

◆常任委員会

22日(月)厚生委員会

25日(金)文教委員会

3月1日(火)建設委員会

3月2日(水)3日(木)総務区民委員会

◆7日(月)本会議=中間議決

◆予算審査特別委員会

8~11日、14日、22日の6日間

◆24日(金)本会議 閉会

ぜひ傍聴にお越しください。


2022年文京区予算案発表

まんだち幹夫通信 2022年2月4日号 No.716 (PDF)

コロナ禍にあっても「堅調」に伸びる区民税・法人税
予算額の精査で、くらし応援予算

2022年度文京区予算案が31日、発表されました。一般会計の総額は1,123億円余で本年度比4.1%の増で過去最大です。

驚くことに特別区税=約360億円、特別区財政調整交付金=214億円(都が課税・徴収する固定資産税、市町村民税法人分など収入額の一定割合を、各特別区に交付)ともに予算額としては過去最高額が計上されています。

毎年8月に「予算編成方針」が出されますが、来年度の「方針」には、「これまでのような特別区民税の伸びを期待することが 難しくなっている。また、都区財政調整交付金は … 依然として新型コロナウイルス感染症が経済に 与える影響を見通すことは困難難であり、予断を許さない」と述べられています。私たちもこの間、何かと言えば〝コロナ禍で人口の流出が続き納税者が減る、法人分の税収が大きく減るから…〟など財政運営が難しくなると区からも聞いていました。しかしまったくの見込み違いが明らかになったわけです。

 今年度はそうした理由で必要経費の抑制を含めて、現時点で使わなかった予算のうち減額補正したのが87億円にもなることも明らかに。

コロナ対応施策と地域産業の回復を優先しながら、いのちくらし守る区政をつくるため、8日からの区議会に臨みます。