まんだち幹夫通信 2022年2月25日号 No.719 (PDF)
目白台運動公園の指定管理者、区からの「勧告」 5回
制度導入施設のいっせい検証を。直営に戻せ。
質問の中で、指定管理事業の大きな問題が明らかになりました。
目白台運動公園は、「公園財団」と「日本体育施設㈱」が構成する「目白台運動公園パークアップ共同体」が指定管理者となって現在3年目です。この間、桜や椎の木などの大木が何本も切られ、芝生の管理不全、施設の管理運営など区から改善勧告が出されていたことは、区民の方からの情報提供により知らされました。
新たに発覚したのは、公園南側の樹林地で土砂災害特別警戒区域に指定されている急傾斜地に大量の土砂が投棄 =産業廃棄物の汚泥に相当= されていることが明らかになりました。区はこれらの行為と、情報公開請求に従わなかったことも含めて、この業者に5回も「勧告書」を出してたことも明らかに。
区長は、「指定管理者の人員体制、物品の管理、植栽の管理については、区としても課題があると認識しています」と答弁。しかし、指定管理制度見直しの質問には、「制度導入の目的を果たしているものと認識しており、直営に戻す考えはない」と。
予算委員会で引き続き審議します。