まんだち幹夫通信 2022年8月26日号 No.739 (PDF)
9月から始まる定例区議会に提案される9月補正予算案が明らかになりました。
約100億円を予算化
補正額は約104.8億円で、今年度の予算総額は1,243億円を超えました。前年度に次ぐ規模の大きさです(一昨年はひとり10万円の特別給付金=約230億円が執行されたため)。歳出の主なものは、「原油価格・物価高騰対応支援」で約2.6億円、18歳までの子ども一人当たり3万円の特別給付金に約12.4億円、商店街キャッシュレス決裁ポイント事業に約2.5億円、感染症対策として患者管理等の業務費に3億円余…など計上されています。
積立額は約33億円
一方、法に基づく基金への積立が33.7億円でした。いったんは積み立てるにしても、これも有効活用が求められます。
命とくらし・地域経済を守るための予算に
毎年区は、この時期の補正予算策定にあたり、前年度の剰余金の一部を「留保金」として予算案に計上してきませんでした。私たちはその手法に対して厳しく批判し、暮らし支援のために予算化をと主張。今回は、すべての財源を予算化したことは、大きな成果です。